凡人の視点

モトジムカーナがメイン。長くてあと2年。

現状把握(考え方)

① はじめに
 今のところ、タイトルの部分が一番大事だと思っています。おそらく、これをやってない・出来てない人が大半だと思います。
 一番分かりやすく客観的に現状を把握するものは、他者視点の自分の走行動画だと思いますので、どなたかにお願いして撮ってもらいましょう。もっとも、何となく自分の動画を見るだけだと、自分が遅いなー、という感想しか出てこないと思いますので、他人の走行と比較します。速い・遅い・上手い・下手等の評価というものは、あくまで相対的なものに過ぎないためです。

② 他人との比較
 そうなると、誰と比較するべきか、ということが問題となります。
 多くの人は、自分よりちょっとタイムが速い人と比べたくなると思います。が、そうではなく、同じコースを走ってる一番速い人でないと効果が薄いです。一番速い人が、ある意味答えだからです。気にするとすれば、走行ラインの問題があるので、タイヤのインチサイズくらいかと思います。
 また、コースによってAさんが一番、Bさんが一番の場合があると思いますが、コンマ5くらいまでのタイム差(適当)なら、極力同一人物がいいと思います。比較対象が都度都度変わると、考え方がブレていってしまいますので。

 粋がってるようにもみえますが、何故一番速い人と比べるのかというと、自分よりちょっとだけタイムが速い人は、ゴール(たとえばA級、B級、100%、105%等)に到達するまでの道筋が違うかもしれず、その人に近づけてしまうとゴールまでが遠回りになる可能性があるためです。短期的にみると良くても長期的にみると悪いかもしれません。
 もちろん、タイムが近い人と、純粋なタイムだけを競って切磋琢磨することは、やってもいいというか、やるべきです。その時のタイムの縮め方の基準が、より重要だということです。

③ 違いについて
 一番速い人と比べることは、技術が違いすぎるから、バイクが違うから、乗り方が違うから、等の理由で、やる意味がないとの反応もありえます。

 そもそも、違いを気にするなら、他人に教えてもらうこと自体間違ってるのではないかと思います。誰にも教えを乞わずにやるならいいですが。動画等で客観的にみるか、その人の主観を教えてもらうかの違いに過ぎないでしょう。

 もしくは、俺は違いが分かるんだ!と言いたいのかもしれませんが、その違いがどのような影響を及ぼすかの説明まで出来ないのなら、誰でもわかることを確認してるに過ぎません。

 そもそも、排気量、荷重・抜重の方法、ブレーキの操作、タイミング等、千差万別ですので違いがあるのは当然です。感覚の部分も大いにあるので、尚更。違いがあることを知っているアピールをしても無意味です。

 少なくとも、ジムカーナに関する一般的な共通項はあるわけで、しかも速い人はその共通項が高いレベルにあるのは確かですから、それを学ぶべきである、と言い換えてもいいかもしれません。

④ まとめ
 要は、速い人には速い理由があるわけで、それを探って自分なりに解釈・検証・実験をしないと意味がない、ということです。そこまでやって、この違いがあるからこの人とは比べない、速い人とは比べない、という結論に達するならば問題ないと思います。
 具体的な比較動画の方法は後日。